50代早期退職者tudanumax の日記

50代で早期退職しようと考えた理由、心境など

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

働かないの 4月以降のリタイア生活

普段あまり小説を読むことがないのだが、「働かないの」という題名に惹かれて文庫本を購入した。 40代で有名広告代理店を早期退職した女性が主人公で、れんげ荘という古いアパートで、月10万円でのリタイア生活を描いたもの。 何をもって幸せだというかを考…

期待に応えることが出来なかった

早期退職することについて、今後周囲にどのようにして報告していくか考えていると、以前休職した際に多くの先輩、同僚から励まされたことを思い出した。 5年前にうつ病になり、休職したことに伴い職場が変わり、引っ越すことになった。引越しの挨拶状を出し…

コートを着ながら休日勤務

休日でいつもより遅く起き、ゆっくりしながらコーヒーを飲んでいたら携帯が鳴り出した。 嫌な予感がしたら、やはり職場の当直からの電話。 当直のマニュアルに○○さんに指示を仰ぐと書いてありますので電話しましたなどと言われ、有無を言わせずに、出勤を求…

早期退職の公表

左遷の哲学―「嵐の中でも時間はたつ」 作者:伊藤 肇 産能大出版部 Amazon 今日、一緒にチームを組んでいる同僚に3月末で早期退職することを伝えた。 気を遣わせてしまうことになるかもしれないので、しばらく伝えずにいることも考えたが、いずれわかることだ…

 心境の変化

今日は、出勤してすぐに昨日のメールにあった退職願を人事課に提出した。 とたんに、張りつめた糸が切れた感覚があった。急にどっと疲れを感じた。 この状態で後2か月務めるのは、結構大変かも知れない。 しかし、ここで仕事の手を抜くのは、自分の美学に反…

早期退職の承認

ようやく早期退職の承認が下りた。 人事の担当者から、承認書に加え,退職願の書式と提出を求める事務的なメールで、あっけないものだった。承認書も定型的な書式に退職すべき期日として3月31日と記載された簡単なもの。 これまでの勤務を労わるような文言も…

職場とつながらない自由

大雪が予想されたので、早めに帰宅した。妻と焼き芋を食べながら、リラックスモードでTVを見ていた。その間、携帯電話をカバンに入れたまま隣の部屋に放置していた。 何気なく、携帯を見ると、職場から9回着信表示。何事かと思って電話したら、全く大したこ…

新たな悩みーなかなか下りない早期退職の承認

早期退職の申込みに対する承認がなかなか下りない。承認は、1月の下旬頃と言われていたので、今日ぐらい連絡が来ると思っていたが連絡がない。 だんだん不安になってきた。これまで周囲で承認されない例は余り見たことがないが、申し込みが殺到すると年齢順…

うつ病とジムとの出会い

私がジムと出会ったのは、うつ病で休職して5ヶ月くらいたった時だった。 復職するための体力に自信がなく、近くのジムに通い始めた。 職場に行くつもりで定休日以外は毎日通った。職員の人にも顔を覚えられ、声をかけてもらい、トレーニングのやり方をアドバ…

潰しがきかない職場の問題

買って1年ぐらいの洗濯機の調子が良くないので、修理に来てもらった。担当者は、年代は自分と同世代で、家電製品の深い知識を持っており、保証に関する詳しい説明もしてもらった。 この人なら仮に会社を退職しても、仕事の依頼がありそう。 それに比べ、自分…

この父ありて

「この父ありて 娘たちの歳月」という本を読み始めた。 そして、本のタイトルにある自分と父との関係を改めて考えてみた。 私の父は学者。真面目で温厚な性格で、怒られた記憶がない。1つ質問すると、すぐには答えてくれず、詳細に調査して10倍になって回答…

職場に対する感謝

今日は職場で外部からの有識者を招いた協議会の司会進行を務めるという大きな仕事があった。 元々人前で話すことが苦手で、気の重い仕事の1つだった。 今回は、このような機会は今度が最後になると思い、事前にいろいろ考えた。そして、本来このような職場で…

自分の美学=退職前の有給休暇

本日午後から有給休暇を取った。うまくスケジュールが空いたことと、ここ数日疲れが溜まっていて、メンタルが不安定になりつつあると感じていたからだ。 早期退職した人のブログなどを見ると、退職前の1ヶ月くらい前から全て休暇をとり、使い切って辞める人…

震災の日を迎えて=生き残った者の責任

1月17日は震災の日。 当時私はまだ20代で兵庫県の実家の2階で、うとうとしながら寝ていた。 激しい揺れに反応し、必死に机の下に潜り込んだ。壁土のにおいが充満し、目の前は真っ暗。外に出ようとしても、何かに遮られて動けない。死の恐怖でパニックになり…

また1つの役割を終える

今日は、朝からリモートで一日中会議。 自分と同じポジションにいる九州と名古屋にいる担当者が仕事上の課題について意見交換をするというもの。職場の大きなイベントで、同期も複数参加していた。 いつもなら、自分も発言をするのだが、今回は冷めた目で参…

早期退職に向けての家族の不安

昨日ぐらいから妻の様子がおかしい。特に今朝は、感情をコントロールできず、泣いてばかり。 本人は、理由を言いたがらないが、少なくとも夫の早期退職が現実になってきたことへの不安も原因の1つだろう。 妻がこのように不安定になるのは2回目。前は、私が…

不安との向き合い方=今を大切にする

不安のしずめ方(愛蔵版) 人生に疲れきる前に読む心理学 作者:加藤 諦三 PHP研究所 Amazon 早期退職するには、将来への不安を乗り越えていく必要がある。この不安とどう向き合っていけば良いのだろう。 そもそも不安は、どうなるか分からないという未来に対し…

今を生きるのか、将来を見据えた生き方をするのか

今を生きるのか、将来を見据えた生き方をするのか。 自分はこれまで圧倒的に後者の生き方をしてきた。将来の目標を見据えて、それに向かって計画し、日々努力する。そういう生き方が人を成長させ、充実した人生を送れることになると考えていた。それで、安定…

うつ病は心の風邪か?

一時期うつ病は心の風邪であるというキャッチフレーズが広く社会に行き渡ったことがあった。 誰にでもなりうる病気であることを示す意義はあったと思う。 他方で誤解を招く言葉でもあった。うつ病は病院に行かなくても風邪のように簡単に治るかのように軽く…

早期退職に伴う不安との向き合い方

早期退職の不安にざっくりと3つあるように思う。 1つ目は、経済面で、収入がなくなり、貯蓄があっても出ていくばかりで不安というもの。 2つ目は、社会的地位を失う不安。無職と人前で堂々と言えるだろうか。 3つ目は、やることがなくなり、生きる張り合いを…

早期退職する理由の説明責任はあるか?

早期退職することを今後どのように周囲に伝えればよいか悩んでいる。 全国に散らばっている同期の仲間に何も伝えないまま、いきなり辞めるのはどうなんだろう。 あるいは、今の職場の同僚、部下にはいつ、どのように伝えようか。1年目の新人もおり、早期退職…

マンション管理

早期退職するにあたり、昨年福岡にマンションを購入した。 不動産会社の担当者から、すぐに住まない場合、1ヶ月に1回は、水を流す、空気の入れ替えをした方が良いと勧められた。 転勤族のつらさで、買ってもすぐ住めない。半年ぐらい 毎月マンション管理のた…

早期退職と心の安定

妻から「最近怒らなくなったね。」と言われた。 以前は、時間に常に追いかけられている感じがし、思い通りに物事が進まないとイライラし、心に余裕がなかった。 イライラすることが少なくなり、嫌なことがあっても、「仕方ないなあ」と許容できるようになっ…

多様性を認める寛容な社会になってほしい

最近テレビを見るのが苦痛に思える時の1つがニュース番組を見る時だ。報道内容が、一定方向に誘導されているように感じることが多い。よくあるのが市民の声と称して、街角でインタビューするやり方があるが、特定の期待した答えをした人の様子だけを取り上げ…

久しぶりのジム通い

睡眠不足の解消を狙って久しぶりにコナミスポーツクラブで運動をした。 内容は、五〇肩で左肩から腕にかけてに痛みがあるため、かなりウエイトを落として、胸筋を鍛えるマシンで筋トレを行った。 翌日思いがけない効果が有った。よく眠れただけでなく、五〇…

50肩に苦しむ

昨年から五〇肩に苦しめられている。 最初は右肩が痛くなり、整形外科を受診して、麻酔注射を神経に刺すという肩関節授動術を受けた。その後、リハビリをしてよくなったと思ったら今度は左肩が痛くて動かせなくなる。左肩の痛みにより、服を着たり脱いだりす…

睡眠不足

仕事始めの日から、色々と問題や課題があり、それなりに疲れを感じていた。久しぶりの仕事で気を使ったのだろう。 寝入りは悪くなかったが、夜中の3時に目が覚めて眠ることができない。 睡眠障害は、メンタル悪化のサインで、うつ病を発症した時も眠れなかっ…

仕事始めの心境

令和5年1月4日の仕事始め。 以前は嫌で仕方がなかった。今は、働きたいと思うわけではないが、平穏な気持ちで朝を迎えている。 人生が有限であることから目を背けて、ずっと同じ日常が続くと考えると、仕事のしんどさも永遠に続くように感じられ、嫌な気持ち…

うつ病を経験して

今回の早期退職の一因となったのがうつ病。 自分の経験では、一度発症すると、元に戻ることはない。発病前と同じに戻りたいと思うと、かえって治らなくなる。そこが外科的な治療とは違うところだ。 他方で、どうせ治らないと悲観することもない。前と違った…

心の病気に良い医者はいない?

心療内科の通院歴が5年になる。しかし、なかなか縁が切れない。よくなったり、悪くなったりを繰り返している。 たまたま立ち読みしていたら、心に刺さる言葉があった。 「心の病気によい医者はいません。むしろ悪い医者を避けることを考えましょう。」外科医…