50代早期退職者tudanumax の日記

50代で早期退職しようと考えた理由、心境など

うつ病との関係

自分が精神疾患で病院に行くことになるとは想像していなかった。恥ずかしいと思った。

いまでも心療内科に通院していることは、同僚や部下には隠しているし、病院内で知り合いに会ったら相当動揺すると思う。診察の案内もできれば名前で呼ばれたくはない。番号で呼んでもらえないだろうか。

うつは誰でもなりうる病気とされている。しかし、世の中の深層心理には、うつは心の弱い奴がなる病気というイメージが歴然と存在している。

自分は心が強いとは思わないが、弱いとも思わない。ただ、協調性があり、そこそこ承認欲求もあって、他人からの要求に嫌とは表立って言えない典型的なうつになりやすい性格なだけ。

 

自己分析や、物事の考え方を変えることにより、うつ病の再発を防ぎたいと思った。しかし、半数以上が再発するのがうつ病。自分も例外ではなかった。仕事に真摯に向き合う中で症状が悪化し、また病院に通うことになった。なかなか薬や病院との縁が切れない。

 

早期退職した後も、新たな状況でうつ状態に陥ることがあるかも知れない。完全に治ろうとすること自体が、うつ病体質を物語っている。もう少しいい加減に生きていこう。