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同年代の知り合いの夫婦がいる。夫は大手企業に勤め、妻は看護士として勤務。東京に家を買い、現在長野に別荘を買う計画をしている。登山やキャンプなどを家族で楽しみ、お金を気にせずに遊ぶことを重視している。二人ともまだまだ元気に働くつもりだ。
また人生100年時代が叫ばれ、６０代は当然働くのが当たり前のような世の中の空気を感じる。
私は、お金をかけて遊ぶことは、ほぼしていない。若い時はテニスを少しやっていたが、今は運動はジムに行くぐらい。ゴルフ、パチンコ、賭け事もしない。旅行も早期退職後も帰省した以外は特に行っていない。物欲は、本を買うこと以外特にない。
読みたい本を読んで、大学や文化センターで専門家から話しを聞き、議論をし、週に2、3回スポーツジムで運動するという今の生活で結構満足している。私が重視しているのは、健康と知的欲求を満たす生活。50代で早期退職したのは、一応の経済的見通しがついた時点で、仕事以外の生活を健康的に送るには、これ以上働くと難しくなると判断したからだ。
50代で早期退職していること自体が世の中と逆行しているかもしれないが、世の中や他人と比較して無理に合わせようという気持ちは、早期退職してからますますなくなった。
生き方は各人色々あってよい。
