50代早期退職者tudanumax の日記

50代で早期退職しようと考えた理由、心境など

図書館での贅沢な時間を過ごした

 

 

 

 

 

今日は、早期退職後に聴講生として通っている大学の図書館に朝からこもっていた。猛暑を避けて朝10時前に図書館に行き、夕方5時頃までアプリを使った英語学習、哲学者のヘーゲルの授業動画の視聴、ヘーゲルの入門書の読書、文化センターで読解を行っているハンナ・アーレント哲学書「人間の条件」を読むなどしていた。

 

もっとも、ずっと学習に集中していると、疲れて眠気が襲ってくる。そこで図書館の良いところが、周囲にいくらでも面白そうな本があること。興味が赴くままに本を手に取り、次々と読んで行くという贅沢な時間を過ごした。

 

例えば、中島義道氏の「生きることも死ぬこともイヤな人のための本」(日本経済新聞社)は、哲学者と架空の学生、ニートOL、引きこもりの成人との中身の濃い対話編。あるいは、長谷川宏氏の「格闘する理性」では、同書に出てくるギリシャ悲劇「アンティゴネー」の物語の解釈が、たまたま今読んでいる上記のハンナアーレントの「人間の条件」を読み進める上でヒントになるなど思わぬ副産物もあった。

 

家で学習するのと、図書館で学習するのでは、進み具合が全く違うことを実感した一日だった。

 

 

 

 

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