今日は夕方に買い物に出かけた以外は、家にこもって明日の授業(文化センターの哲学書を読む講座)の発表の準備をしたり、英語の勉強(TOEIC)をしたりしていた。
特に哲学書(ハンナ・アーレント「人間の条件」)の読解授業に関しては、難解な言い回しが多い。心がけたのは、まず、自分なりに理解して要約できる部分と、理解できていない部分を明確にした。その上で理解できた部分(理解していると思っている部分)については、アーレントの思想の全体像を踏まえて、当該部分の位置付けを明らかにして説明できるように準備した。もっともまだ全部を通読できていないので現段階の浅い理解にとどまっていることは自覚している。
この数ヶ月西洋哲学の勉強をしていて思うのは、西洋哲学の歴史・経緯を個々に分断して理解するのではなく、全体像あるいは骨格を理解することの重要性。言葉では表現しにくいが、哲学を鷲づかみにするというイメージ。