今日は、文化センターで行われている哲学書を読む講義に初めて参加した。
どんな人達が参加しているのだろう、講師の先生(某大学の名誉教授)はどんな人なのだろう、授業の雰囲気はどんなだろうなどと不安と期待が入り混ざった心境だった。
リモートで参加している人もいたが、教室には私を入れて受講生は4名と少人数。私以外は以前からの参加者で、年齢はおそらく私と同じか年上。
授業のやり方は、担当者を割り当てて、受講生の一人があらかじめ要約と疑問点を書いたレジュメを提出し、これをきっかけに先生からの説明と質疑応答が行われる。
皆さん哲学に興味を持ち、活発に意見や質問が出る。受講生が作成されたレジュメもわかりやすく、よく整理されていると感心した。
これまで哲学の知識を体系的に学ぶ授業を受けてきたが、一方的に受け身で聞くことになる。今回のような質疑応答型の授業は、自分の考えを整理して相手に説明する機会となり私にとって有意義な時間になった。