50代早期退職者tudanumax の日記

50代で早期退職しようと考えた理由、心境など

証券会社に退職金運用の相談をした

 

先日、取引銀行に続いて、証券会社の担当者とリモートで退職金の資産運用の相談をした。

 

リモートを使った相談は思ったよりも違和感なくできた。

 

証券会社から勧められた商品のうち、ラップ信託(金融機関との間で投資判断を一任する契約を締結し、組み入れるファンドの選択など金融機関に全て運用してもらう契約)については、取引銀行の場合とほぼ同じ説明だった。

 

取引銀行(外貨預金)との説明の違いは、外貨建債券による運用を勧められたことだ。具体的には、アメリカの著名な半導体メーカーが発行した外貨建社債(償還期限が20年と10年で金利5%)の運用を勧められた。担当者の話では、外貨建社債価格が米国金利の上昇で現在下落しており、今が買い時らしい。

 

メリットとしては、円の商品より高金利であること、円だけでなく外貨建資産を保有によることにより資産運用全体のリスクが分散できることなど。

 

逆にリスクについては、為替リスクがある他、社債発行会社の信用リスク、償還期限前に換金するには社債の売却が必要になるが、その際に社債価格が下落しているリスク、社債発行会社の経営状況如何で換金が難しくなるという流通リスクなど。

 

個人的には、勧められた外貨建債券は、最低購入価格が余りに高額で、保有資産の相当部分をこれにつぎ込むことになること、長期で保有することになるが、将来の社債発行会社の経営状態がどうなるかは分からず、信用リスクが気になった。

 

それでも証券会社の担当者によれば、株式よりは安定した運用商品の位置付けらしい。このあたりの投資に対する感覚は、自分とはかなり違う感じがした。

 

銀行と証券会社の違いが分かり、勉強になった。100%こうしたらいいという運用はなく、それぞれにメリットとリスクがあるので、じっくり考えて判断しようと思う。

 

 

 

 

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