今日も午後の時間を聴講生として通っている大学の図書館で過ごした。
授業の予習と復習で古代ギリシャ哲学史の文献を読んだり、ノートにまとめたりしている。飽きてくると、本棚に行き、カントやニーチェなど気になった哲学者に関する本を見たりしている。
家に帰ると妻から何を勉強しているのかと聞かれて、色々と説明していて分かったことがあった。哲学者の名前、時代背景、有名なストーリーや言葉など断片的な知識は説明できるのだが、当該哲学者の思想の全体像、それがどのように展開されてきたのか、現代における意義などの大事な点が、頭がモヤッとしていて言葉にできない。要は体系的な理解ができていない。
このままでは単なる物知りで終わり、哲学を学ぶ意義が半減してしまうような気がした。得た知識を前提に、自分に問いを投げかけてみて、整理し直すことをある程度意識していきたいと思う。これまではひたすら哲学の知識をインプットすることばかりに気を取られていたが、アウトプットも必要だと感じた。すぐには難しいが、このブログの中でも哲学に関して考えたことも書いていきたい。