今日は、以前から計画していた近所の大学の哲学の授業2コマを、聴講生として受講することを実行に移した。郵便局で学費8万4000円を振り込んだ後、大学に聴講生証をもらいに行った。
キャンパス内を歩くと、当然のことながら周りは若く、50代の私は浮いた存在に感じた。しかし、恥ずかしい気持ちを脇に置いて、人に話しかけようと決意し、分からないところを色々と職員に聞いてみた。最初は大学の先生と勘違いされたが、職員のみなさんは丁寧に教えてくれた。
また、大学の生協で昼ご飯を食べることにした。学生証にチャージして料金を支払うシステムである旨の掲示があり、わからないので学生に聞いて見ると、生協に加入した後にあるアプリを入れておくと、学生証を使ってチャージと支払いができ、しかも割引があることのこと。さっそく生協の受付で加入手続きをお願いした。この日はアプリのダウンロード手続まではできないとのことで、結局現金で学食を利用した。チーズハンバーグとライスで369円と安く、早期退職者にとってまことにありがたい。
聴講生も利用できる図書館にも足を運んだ。お金を払っても利用する価値が十分あると感じた。まず、できたばかりで新しい。次に書籍が豊富。哲学関係の本がこれだけ出版されているのかと感動した。さらに一般の図書館と違いマナーが悪い人がいない。とりわけ哲学関係の本がある階は人が少なく静か。2時間近く閲覧室で読書をしてから帰宅した。
来週からは授業が始まる。若い人に混じって受講することで恥ずかしい気持ちがある反面、久しぶりに大学の講座を受講するワクワク感もある。まだ家のことでバタバタしているが、できる限りの予習をしていきたいと思う。