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今日は定時に退社して、本屋に立ち寄り、西洋哲学のスタンダード本として大学のシラバスでも紹介されている本を見に行った。すぐに見つかり、さっそく2、3ページ読んで、これは読むのが辛そうと直感的に思った。難解そうな言葉が次々と目に入ってきて、一読しても意味が掴み取りにくい。
結構本を買っている経験で、自分のこの直感は当たることが多く、買っても途中で読まなくなる気がした。
せっかく哲学に興味が出てきたのに、ここで挫折するわけにはいかないと、最後まで購入するか迷った。結局購入を見合わせて、その代わり分かりやすそうで興味を引いた別の新書本を購入してしまった。
私も、仕事柄、外部の人達に仕事の専門知識を話す機会が結構ある。本来の意味が損なわれない限度で分かりやすい説明が要求される。ある程度までは説明ができるのだが、本来の意味を深く理解し、より高度な知識、技術を求めるのであれば、正面から専門知識を学ぶ必要がある。
読んで理解できないのは書き方が悪いと批判するだけでは、それ以上の進歩がない。
いつかは通らないといけない道であり、今日買った本を読み終わったら、先程見た難解そうな哲学書にチャレンジしようと心に誓った。
