私は、このブログとは別に、10年前くらいから日記を書いている。
昨年の今頃の日記を読み返すと、早期退職についての考えを書いている頻度が意外に多く、「今後について決心がつかない。」とか、「思い切り自分の人生を生きるべき。」とか、「自分がこの仕事に向いていないことがよくわかった。」など気持ちが日によって大きく揺れ動いていたことが読み取れる。
早期退職するか迷ったのは、経済的問題もあるが、それよりも早期退職後に自分がどうなるか不安があり、後で後悔することを恐れていた。退職後にすることがなくなり、社会との接点も失われるリスクがあると思ったからだ。
このように、早期退職に前向きになれない考えの根本には、早期退職を社会人としての終わりと位置付けていることが影響していたのだと思う。これで終わるのだと考えると、どうしても、仕事を失うことによるさみしい気持ちや後ろ向きの発想が強くなってしまう。
しかし、今は、早期退職は、あくまで通過点🟰スタート地点であると考えている。次に何をしようかと考え、ワクワクした気持ちで未来を描く発想ができていることが、最近のメンタルの安定にもつながっている。