私は早期退職するまで、大学に聴講生という制度があることを知らなかった。聴講生制度を紹介するのもブログを書く意義があるかと思い、今回は聴講生のメリットを中心に書いて見たい。
私は、現在は福岡にある三つの大学に聴講生として通っているが、聴講生のメリットは、複数の大学の授業を掛け持ちできること(ただし、その分コストはかかる)。私の場合、複数の先生の授業に出ることにより、哲学を見る複数の視点が得られたように思う。
また、学部生とは違い、卒業単位をとるという縛りがないので、取りたい授業を集中的に取ることができる。やりたい学問に集中できるメリットがある。
授業の予習、復習をする上で、参考文献を読むことが必須になるが、そのために普段は一般人が使用できない大学の図書館を学部生と同じ条件で使用することができる。徒歩で通っている近所の大学図書館は、普段は午後10時まで(休み期間でも午後8時まで)使用できるので、書斎のようにして使用させてもらっている。