50代早期退職者tudanumax の日記

50代で早期退職しようと考えた理由、心境など

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

なぜもっと報道しないのか ある囲碁棋士の活躍

将棋の藤井聡太氏のことを多くの人は知っている。現在王位戦というタイトル戦が行われているが、時々テレビニュースやワイドショーでも取り上げられている。すごい人であることは間違いないが、実は私は世間が言うほど評価する気になれないでいる。 他方で囲…

思考の肺活量と体力

最近読んだ「哲学の使い方」(鷲田清一 岩波新書)に、次のような文章があった。 「大事な事は、わからないもの、正解がないものに、わからないまま、正解がないまま、いかに正確に処するかである。そういう頭の使い方をしなければならないのが、私たちのリア…

大学の聴講生制度のメリットについて

私は早期退職するまで、大学に聴講生という制度があることを知らなかった。聴講生制度を紹介するのもブログを書く意義があるかと思い、今回は聴講生のメリットを中心に書いて見たい。 私は、現在は福岡にある三つの大学に聴講生として通っているが、聴講生の…

寛容な社会であって欲しい

今年はオリンピックイヤーだったが、全くと言っていいほどテレビを見なかった。 私はスポーツ観戦が好きでオリンピックを楽しみにしていたのだが、あるニュースがあってから、急に見る気がなくなってしまった。 それは、開催直前に、ある20歳未満のオリンピ…

私が大学の聴講生になった理由

私は、約1年半前に早期退職した後、大学の聴講生になったのだが、その理由を考えてみた。 前回のブログで述べたように、無意識のうちに失われた社会性を埋めて居場所を求めたという側面もあるが、それだけではない。これまで色々な社会経験をして専門知識を…

早期退職1年半後に感じること 社会性を失った虚無感と向き合う

早期退職してから約1年半が経過した。 早期退職する前は、リタイア生活に関するブログを読んで、参考にさせてもらった。 しかし、今感じている感覚は、余り指摘されていなかったように思う。 それは、一言で言うと、早期退職によりある種の社会性を失うこと…

聴講生の哲学探求 なぜ哲学史を学ぶのか

私は、約1年半前に会社を早期退職してから大学に聴講生として通うようになり、哲学と出会った。 2年目の今年は、三つの大学の哲学の授業に並行して通うようになった。とりわけA大学では、聴講していた授業の先生にお願いして、演習も見学させてもらえる機会…

鹿児島の特攻基地資料館を訪れて

今回の夏休みは、高校1年生の娘のリクエストで、家族で鹿児島の特攻基地資料館に行ってきた。 鹿児島の特攻基地資料館で有名なのは、卓球の早田選手が述べていた知覧特攻平和会館であるが、実はそれ以外にも鹿屋航空基地史料館と万世特攻平和祈念館がある。…

3ヶ月ぶりのブログ

久しぶりのブログの更新になる。 この数ヶ月は、いろいろと忙しく、ブログを書く気にならず、いつの間にか3ヶ月以上が経過していた。そのあたりの事情は、またブログに書いてみようと思うが、今回は判断に迷って失敗したことがあったので、紹介したい。 高校…