今日は、心療内科の受診日だった。
私は、約5年前にうつ病で休職し、その後復職したが、うつ病を再発し、心療内科を受診しながら仕事を続け、この4月に早期退職した。
早期退職後は、福岡市に引っ越してきたが、前の診療内科の先生の紹介を受けて現在の心療内科に月1回ペースで通っている。今日はその診察日だった。
診察日は、いつも前回の診察から今日までの振り返りを行い、担当医に話をするようにしている。今回は9月にあったことを振り返り、以前と変わらず哲学と英語の勉強を基本とする生活をしていること、その合間に銀行や証券会社の担当者と資産運用について話しをしたこと、文化センターの哲学ゼミに参加し、夜はメンバーと飲みに行ったこと、偶然街で以前の勤務先の同僚に会い立ち話をしたこと、10月からは別の大学にも聴講生として哲学の授業を履修することなどを話した。体調は特に問題はない。
担当医からは、現在は①スルピリド50mg(不安を抑え気分を安定させる薬)②セルトラリン50mg(憂鬱な気分や不安な感じを改善する薬)を各1錠を週2回服薬しているが、今日から①は週1回に減らし、②は今まで通りにすることを提案されて、減薬することになった。
退職という大きな生活変化は、時には大きなストレス要因になり、うつ病を悪化させる危険もあったが、今のところ精神状態は安定している。ストレスの高い仕事から解放された解放感の方が社会的基盤を失ったことの不安感などを上回っているのだろう。