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今日は昨日に引き続き、大学で別の講師による哲学2の講義があった。
昨日と同様に早めに家を出て、図書館で予習をして、15分ぐらい前に教室に向かった。今回の講座も受講生が多い。教室の前の方に座って受講した。
今回の講義のテーマは「哲学することへのいざない」というもの。講師は大学教授で、教室全体が静まるのをじっと待って、受講生に話しかけるような感じで講義が始まった。迫力と威厳を感じた。当たり前のことを問い、この世界に生きることへの新たな見通しを切り開くのが哲学であること、哲学は学説ではなく活動であるなどという言葉が印象に残った。プロの哲学者の話しは、自分のこれまでにない視点での話が多く、引き込まれて、あっという間の100分間だった。
なお、講義の後に感想文には、「哲学を学ぶことはできず、哲学することを学びうるだけというカントの言葉が印象に残りました。単なる哲学の知識を習得するだけでは不十分で、当たり前を問い、深く掘り下げる哲学の思考形式が自然とできるようになりたいと思いました。先生の哲学に対する愛が感じられ迫力がある講義でした。」などと記載した。
来週からは、古代ギリシャ哲学についての講義が始まる。図書館で「初級者のためのギリシャ哲学の読み方、考え方」を借りて予習することにした。
