先日60代半ばで著名な芸能人が亡くなったニュースを見て、自分に残された時間をあらためて考えさせられた。
誰にも寿命はわからないが、身近なところでは父が71歳で亡くなっている。
なお、人生100年時代という言葉があるが、高齢化社会を迎えて定年を延長、年金受給年齢の引き上げなど政治的な意味で突如使われるようになったもので、私は信用していない。健康寿命を考えるともっと残された時間は短いはずだ。
私は現在55歳なので、あと15年から20年ぐらいしか時間がない。正直今の仕事をしていた24年間があっという間だったので、残り時間は短いというのが実感だ。
仕事を辞めてもすることがないから、役員定年後も雇用延長でさらに働くという話しを聞くが、経済的な問題でやむを得ない場合はともかく、せっかくの自由を生かして人生を主体的に生きることをあきらめてはいないだろうか。
私は残された時間、人生を主体的に生きるために今回の早期退職を決断した。今回のニュースは、早期退職する意義をあらためて確認する機会になった。