早期退職のメリットとデメリット

早期退職を考えていることを心療内科の診察で話したことがあった。主治医から勧められたのは、仕事を辞めるメリットとデメリット、仕事を続けるメリットとデメリットを書き出してみるというものだった。

まず、早期退職のメリットは、仕事のプレッシャーからの解放、自由に時間が使える、定住できる(転勤がない)、健康寿命を考えると経済的に余裕があるのであれば定年まで働くことに固執する必要はない、一度の人生を悔いのないように行きたい、社会的地位にはこだわりがない、経済的損失よりも心理的安定を重視したい、これをやりたいという明確な目標や代わりの仕事があるわけではないが、それらが必ずなければならないものでもない、休職した経験があり、辞めた後の生活や心理状態は想像できること。

早期退職のデメリットは、収入を失う、社会的地位を失う、退職後に何をしたいとか、新たな仕事のあてがあるわけではない、やめて精神的に不安定になるかもしれない、周囲からの目が気になるかもしれないこと。

仕事を続けるメリットは、収入安定、社会的地位安定、世間体を維持できること。

仕事を続けるデメリットは、体調不良が続く、メンタル崩壊、同じ辞めるのであれば、病気で辞めざるを得ない状況ではなく、精神面がまだ安定しているうちにやめたい、日々決断を要する仕事に疲れた、仕事に対するモチベーションの低下、今後さらに仕事のプレッシャーが強くなること。

これらを掛け合わせて、私は早期退職することを選択した。