以前のブログに、退職金の一部についてどのように資産運用したら良いか取引銀行や証券会社に相談しに行った話を書いた。資産の一部について外貨(ドル)で運用することを勧められ、とりあえず退職金の一部を優遇レートで3ヶ月間の外貨定期にしたところまで進行していた。今日は、その外貨預金の満期が近づいてきたので、満期後にどう運用するかの話をしてきた。
今日はA証券会社とリモートで外国債券の説明を受けた。外国債券とは、海外市場で取引される外貨建ての債券であり、いわば個人が会社に対してお金を貸してその金利を得るという投資の一つになる。
A証券会社からは、アメリカ国債の他、インテル、デイズニー、トヨタなどの超優良企業の発行する外国社債(概ね年利回りが3ないし4%、満期まで約10年)について説明を受けた。
資産の一部を外貨で運用することのメリットは、円安になった場合のリスク分散が可能である点にある。長期的に見て円安傾向が続く可能性が高い以上、資産の一定割合を外貨で運用することに合理性があると思った。為替変動リスクは承知の上で、保有資産全体の価値が目減りすることへの対策を重視した。
そして、ドル建の外国債券で運用することのメリットは、アメリカの金利が日本よりはるかに高く、アメリカの金利上昇のピークが来ている中で固定金利で運用できること、債券発行会社が倒産しない限り満期に額面額全額が支払われるので価格変動の大きい株式投資よりリスクは小さいことなどが挙げられる。