50代早期退職者tudanumax の日記

50代で早期退職しようと考えた理由、心境など

管理職不足の職場

昨日は2日早い仕事納め。正月早々に仕事の待機当番を担当するため、早めに休みを取ることにした。

 

仕事の性質上、年末年始も誰かが待機する必要があるのだが、そういう場合に仕事を負担するのは管理職になる。

 

先日の会議で,管理職になろうする40代から50代が少ないこと、その対策が話題になった。候補者に声をかけるように依頼された。しかし、私がそのようなことをすれば、相手をその気にさせておきながら、自分はその職場を去ることになる。適当にごまかすしかなかった。

 

管理職になろうとする者が少ないという問題の原因は、管理職に魅力を感じないからだろう。仕事がキツくなり、責任が重くなる、残業代も出ず、さほど経済的に魅力があるわけではない。部下職員への接し方も1つ間違えれば、パワハラになる。大きな目で見れば管理職を経験することは意味があると思うのだが、それ以上に負担が大きい。

 

組織全体を動かす仕事で、やりがいがあるなどと本心から思えることが必要。その最低条件として、承認欲求を満たせるような待遇の改善は必須だと思うが、そのような発言をする人は皆無。個人的な犠牲心のもとで成り立っている現状では、管理職不足は解消しない。