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今日は、ちょっと不愉快なことがあった。
ジムに向かうエレベーター待ちをしていて、前から4番目に並んでいた。
エレベーターが来たので、順に乗ろうとして前の人に続いたところ、ちょうど前の人が乗ろうとした際にエレベーターのドアが閉まりかけてぶつかった。
社会人のマナーとしては、先に乗って操作ボタンに近い人がエレベーターの開閉ボタンを操作するのが当たり前だと思う。ところが、最初にエレベーターに乗り込んで操作ボタンの近くに立っていた60代と思われる女性は何もしないし、謝ることもしない。そして、ジムの到着階で真っ先に降りて出ていった。
早期退職して活動する時間帯が変わり、病院やジムで年配者の行動を見る機会が増えたが、マナーの悪さが気になる。以前のブログにも病院での年配者の患者さんの中に目に余る行動があったことを書いた。
元々そういうマナーの悪い人なのか、それとも加齢とともに理性の力が衰えたことの影響なのかは分からない。また、たまたまそういう機会があったに過ぎない可能性もあり、年配者がマナーが悪いなどと安易な一般化は危険な考えで慎まなければならない。
ただ、哲学者のアリストテレスが「弁論術」という本で指摘しているように、老年期の特徴として、他人にどう思われか気にかけずに恥を感じなくなる一面があることは否定できない。余り過度に他人の目を気にする必要はないが、他人が不快に思っていることに気付く感度は失わないようにしたい。
