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今日はTOEICの受験をしてきた。
私は、中学で英語の担当教師が嫌いだったことがきっかけで英語に苦手意識を持つようになった。大学の附属中学に入学したおかげで受験勉強することなく進学できたが、その代わりに英語は最後まで落ちこぼれのまま卒業した。
就職してから2、3年の間にTOEICを受験する機会があったが、400点代前半が精一杯だった。自分には英語は向いていないと思っているので、その後は英語からは遠ざかっていた。
ところが早期退職して、自分の時間を持てるようになってくると、英語アレルギーのまま人生を終わるのは悔しいと思うようになってきた。人生での最後の英語学習の機会と考えて、スタディサプリというアプリを使って、毎日1時間TOEICの勉強を6ヶ月間継続してきた。
何とか平均の大学生レベルまで英語能力をレベルアップしたい。ネットで調べると大学生の平均が580点ぐらいらしい。そこで1年後に600点を目標に設定して勉強してきた。
今回はその中間地点として受験することにした。
家から1時間半かけて試験会場の福岡女子大学に到着。受験会場には社会人らしき人もいるが、若い人が大半。みんな自分より賢そうに見える。
久しぶりの試験の緊張感を味わいながら試験開始を待った。20年くらい前に受験したことを思い出し、今回どれだけ進歩が感じられるか確かめたいと思っていた。
そして2時間にわたる試験(リスニング４５分、リーディング７５分)に臨んだ。
結果は惨敗。
リスニングは20年前と同じ感覚で歯が立たない。全く進歩していないのかと思うと悲しくなってきた。
リーディングはとにかく時間が足りない。疲れでふらふらになりながら、最後まで長文問題に食らいつき、粘って回答したが、実力不足は明らかだった。ついでに体力も足りない。
敗北感に打ちのめされながら試験会場を後にした。
このままでは目標達成は不可能と言わざるを得ないので、勉強のやり方を含めて変えていく必要がある。しかし、今日は疲れで何もする気がしない。明日考えることにした。
