早期退職後のマンション生活と官舎生活の違い

早期退職後は、購入した福岡の分譲マンションに居住することになった。

まだ住み出して1日だが、これまでの官舎暮らしと比較して明らかに静かである。特に前の官舎は隣が保育園だったこともあり、早朝からにぎやかだったが、今のマンションでは選挙カーのあいさつの声が聞こえるまで、余り物音を感じない。早速寝坊をしてしまった。上下左右の部屋の物音がここまでしないのは、官舎生活に慣れた私には衝撃的だった。

また、当然ながら分譲マンションはセキュリティがしっかりしており、部外者が入り込むことは難しい。誰でも玄関先まで入れる官舎との違いは大きく、最近の物騒な世の中を考えると、この安心感は軽視できない。

部屋の構造も分譲マンションの方が機能的で使いやすい。気密性にも優れており、隙間風が入ってくる官舎と比較すると、特に冬場は快適に過ごせそうである。

このように基本的には明らかにマンション生活が快適で、これに慣れると、官舎生活には戻れないだろう(家を買うと単身赴任が増えるのも納得できる。)。ただ、官舎生活の良さは押入れが多数あり、収納スペースが広く、物の保管には適していた。事前に大量の本を処分するなど荷物を減らしてきたが、それでも収納場所が足りそうにない。どう整理するかが今後の課題だ。

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