今、哲学に俄然興味がある。
私は、大学は法学部で法律学を学んだ。いわゆる実学で、生きていく上で直接役に立つ学問に親しんできた。
その後、就職してからも、仕事を続ける上で役立つビジネススキルを学ぶことが中心で、仕事に直結しない分野にはこれまで余り興味がなかった。
ところが、早期退職することになり、生きていく上で直接役に立たないとしても、これまでの人生経験を踏まえて、身につけてきたものを総合して考えを深めたいという欲求が自然と湧いてきた。その意味では、50代は哲学をするのに適した年齢のように思う。
これが一時的な興味なのかは分からないが、哲学を学ぶことが、これからの早期退職後の生活の楽しみの一つになっている。