にほんブログ村早期退職により、4月には、官舎を出てマンションに転居する必要がある。
約20年間あちこち転勤したが、趣味の読書で徐々に本が増えていった。本を段ボールに詰め込み、本棚に入り切らない本は段ボールに入れたまま、押し入れに収納してきた。官舎は装備が古く、隙間風が吹き込むことなど必ずしも快適とは言えない面もあるが、押入れがあり、収納スペースには恵まれていた。
この度の引越しでマンションには到底全ての本を収納することができない。これまでのようにはいかないので、思い切って本の断捨離に着手した。
引越先に持っていく本と買取業者に引き取ってもらう本を種分けした。全てに思い出が詰まっているが、引越先で読み返す可能性が高い本、絶版で容易に手に入らない本だけを残し、他は原則処分することにした。すると、処分する本だけで段ボール10箱では収まり切らず、ざっくり800冊ぐらいになった。
引越先に持っていく分をあわせると、これまで1000冊以上を購入していたことになる。値段の高い専門書も結構買っているので、単価1冊千円としても100万円以上を使ったことになる。
一見すると高いように思うが、冷静に考えるとそうでもない。20年で100万円なので、1年では5万円、1月では4000円ぐらいの出費にとどまる。読書はコスパの良い趣味だとあらためて思った。
